年下彼女に負ける俺-1-
お昼休憩。

ご飯を食べ終われば、すぐに天使ちゃんのクラスへと向かった。




教室に着けば、天使ちゃんがいるか確認。

教室の教卓のほうからゆっくり探していると、天使ちゃんは窓際にいた。




「天使ちゃーん!」


小さすぎず、デカすぎず。

ちょうどいいくらいの声のでかさで天使ちゃんを呼べば、彼女はやってきた。





「美桜子ちゃん、どうしたの?」


おそらくここでも意識をしないで上目づかいをしてきた彼女は可愛すぎて、私はノックアウトさせられてしまいそうだった。




あぶねーと呟いては胸のあたりを押さえて、心を落ち着かせた。


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