年下彼女に負ける俺-1-
教室に戻れば、椅子に座って休憩している浅間と佐藤に言う。


「櫻田さん、来れるってさ。」



私の言葉に佐藤はガッツポーズ。

わかりやすすぎとは思っても、言葉には出さないように気をつけたり。






「ありがとな。」


浅間がお礼を言ってきた。

なんか変な違和感があったり。




「きもい。」


少し前に浅間に言われた言葉を言ってみたり。






「お前…人がせっかくお礼を言ってやってんのに。」


「別に頼んでませーん。」



あっそう、と言った浅間は椅子から離れて作業に戻って行った_。
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