年下彼女に負ける俺-1-
「牧野聡介です。えー…拓とは同期です。」


あっ、拓はこいつねと隣にいる拓さんを指差した。




「それと、そこにいる女の子は俺の彼女です。」

聡ちゃんは、私のことを指差して言った。



そして聡ちゃんがそう言った途端、会社の人たちから声が上がった。

最後に、手は出さないでねと言って拓さんの番になった。





私は恥ずかしく思いながらも、嬉しかった。


「バカ。」


小さな声で言いながら、いつの間にか笑っていた。






聡ちゃんが終わってから、拓さん、蜜、皐月が終われば、私の番が来た。
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