年下彼女に負ける俺-1-
しばらくすれば、寝室の方までお粥のいい匂いがした。




「美桜子ちゃーん。できたからこっちおいでー。」


居間の方から言ってくる紗枝香さんの声によって、私はベッドから出て居間の方へと向かった。










居間に着くと、テーブルには美味しそうなお粥が。

椅子に座って一口食べると、それだけで私の食欲が出てきた。





「紗枝香さん、これすごく美味しいです!」


「本当?ありがとう!」



美味しいものを食べてる私と、褒められた紗枝香さんは、テンションが高くなっていた。




お粥を食べるのに使うスプーンも、自然と進んでいた。
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