年下彼女に負ける俺-1-
唇を離して聡ちゃんを見れば、彼は驚きながらもニヤッとした。



「いいの?」


「えっ…?」


腕を掴まれて引っ張られると、今度は聡ちゃんが私の上にいた。

そのまま私がなにも言わずにいると、聡ちゃんからキスが。



深くて激しい、甘いキス。

そんなキスに酔いそうな私の上で、着ていた洋服を1枚脱いだ聡ちゃん。






そんな聡ちゃんを見ては、ドキッとする私。

いつもと違う聡ちゃんは、格好よくて大人だった。



そして再びさっきのキスが始まれば、無意識に声が漏れていた。




「ンッ…」


恥ずかしいのに、なぜか嬉しくて。


気がついたら聡ちゃんの名前を呼んでいた。
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