年下彼女に負ける俺-1-
聡ちゃんを見れば、すぐに安心できて、いつの間にか眠っていた_。





朝になって目を覚ますと、熱は下がっていた。

だけど今度は聡ちゃんが熱を出し、彼は喜嶋さんに頼んで仕事を休んだ。




「おだいじにね。」


と言って部屋を出ようとすれば、辛そうな顔をする聡ちゃんの顔が見えた。





学校には行かないといけないので部屋を出るけど、その後も聡ちゃんが心配なのは変わりない。


でも熱をうつすのには成功した。




「やった。」


そう呟いては、歩いてマンションから離れた_。








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