年下彼女に負ける俺-1-
ベッドに寝かされると、真上には聡ちゃんが。

彼はゆっくりと近づいてくると、キスをした。





「優しくしてね?」


「うーん、ちょっと意地悪しちゃうかも。」


「えー何それ。」



二人でクスクス笑いあった。

そして急に聡ちゃんの顔が近づいたと思ったら、彼は耳元で言った。




「声、我慢しなくていいから。」


言われた途端恥ずかしくて、返事をすることすらできなくなってしまった。

だけど返事をしなくてもすでに始まっていた。





聡ちゃんが私の洋服を脱がしていく。

シャツのボタンを一つ一つ丁寧に外していく。


そのことにすらドキドキだった。
< 267 / 321 >

この作品をシェア

pagetop