年下彼女に負ける俺-1-
「美桜子は?」


突如私の名前が呼ばれて我に返った。





「んー…いるよ。」


「誰?」


皆が興味心身に聞くので、少しだけ面倒くさくなる。






「おっさんだよ。」


その一言を言った途端、皆が声を上げて驚いた。




その声が頭に響いて私にとっては痛かった。

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