俺様先輩×私様後輩



「麻耶くん。今日うちに来ない?」


また、取り巻きが寄り付いてるよ…

まあ、私もなんだが…



「乃愛。」

不意に声が聞こえた。

声の主は麻耶駿太郎だった。





「早くいこうか…?」

「えっ、ええ。」

うっわ~。王子顔になってやがる…
猫かぶりが!!






私は、
2・3年生の御姉様方の鋭い視線を背中に感じながら学校をあとにした。





< 48 / 68 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop