俺様先輩×私様後輩

と、思った瞬間部屋の 引き戸がｶﾞﾗっと開いた。


「駿太郎ー！！！」

どっから声出してるのかってほど
大きな声が鼓膜を振るわせた。



「お前、何だよその子！」

「なんだ、壱成にぃかよ。どうかしたか？」

「何、女の子連れていかがわしいことしてんだよ！」

「やっぱり兄さんだ。今からこれの続きするんで、
俺の気持ち…わかるよな！」

と言って、立ち上がりその人を追い出そうとする。





「いやぁ！駿太郎のけだもの～！女の子、逃げて！」

「近所迷惑だ。帰れ。凛子さんがまた実家に帰ってもいのか？」

「凛子は関係ないだろ！」




この人ってもしかして…駿太郎のお兄さん？！