TABOO×BEAR
いつものように学校に着き自転車を停めて昇降口に行き上履きを履く。内心とてもホッとした。
何にもされてなかった。
でも何にもされないから恐怖も増してしまう。
そう。あたしはいじめられているのだ。
階段を上り廊下を歩く。そして二年一組の前に着く。
扉をガラッと開き中に入る。ほら。うん。やっぱりね。
バシャ。
『…ツッ!!』
クラスの女子が笑ってる。ざまあみろと笑ってる。
クラスの男子が笑ってる。気持ち悪!と笑ってる。
『うわヤダー!』
『気持ち悪!!』
『汚ったね!』
『あらあら。相澤さん。どうしたんですか?その泥水?』
何にもされてなかった。
でも何にもされないから恐怖も増してしまう。
そう。あたしはいじめられているのだ。
階段を上り廊下を歩く。そして二年一組の前に着く。
扉をガラッと開き中に入る。ほら。うん。やっぱりね。
バシャ。
『…ツッ!!』
クラスの女子が笑ってる。ざまあみろと笑ってる。
クラスの男子が笑ってる。気持ち悪!と笑ってる。
『うわヤダー!』
『気持ち悪!!』
『汚ったね!』
『あらあら。相澤さん。どうしたんですか?その泥水?』