TABOO×BEAR
『…つっ』

『あら〜。何も言わないのね』

わかってる。ここで言い返したらもっとひどくなる。
どうしようか考えてるとグループの副リーダー的な存在の女子がリーダー的な存在の女子に言った。

『ねぇ坂崎さん。汚れてるので洗ってあげるのはいかがですか?』

クラスのみんながニヤつく。

『そうですね。』

彼女は少し考え込み答えた。

『カメラマンを呼んできなさい!』

『はい!』

クラスの女子達が一気に動き出す。



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