きっと永遠に伝わらない想い
出会い
君との出会いは5年前。
「ありさ~部活行く?」
『しほ~ちょっと待って』
「ありさまた課題してないんでしょ?」
『ごめーん、すぐ終わらせるからっ待ってよ~』
「はいはい、急がないと先輩達うざいんだからね」
あたしは勉強が嫌いだ。
数字を見ると目が回る。
英語を見ると目が回る。
部活なんてしたくない
でも学校の校則で
全校強制入部になっていて
あたしは一番楽そうな
卓球部に入部していた。