先パイとあたし

あたしは、乗り気になれずあまり喋らなかった。

やっぱり、男は苦手...。

その時、初めて気づいた。

陽太先パイだから、今まで普通に話せていたんだということを。

だからこそ、ショックだったんだ。

先パイ...。

どうして...?

どうして遊びだったんですか...?

あたしが男が苦手だからですか...?

だから、面白かったですか...?

もう信じることが怖いです...。

怖くて怖くてたまらないです...。




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