先パイとあたし

荒れた生活~陽太side~



俺は最低だ...。

姫佳という彼女がいるのにもかかわらず、麻綾と、他の女とキスをした。

最低だ...。

「でも、不可抗力なんだろ?
向こうが一方的にしてきたんだし。」

「それでも、キスしたことには変わりねぇよ。」

「陽太...。」

柊哉のフォローも、今の俺には無駄だった。

麻綾とのキスは、こうなっていたんだ。


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