先パイとあたし


次の日の昼休み。


いつも通り、柚葉と先パイたちのところに行こうとした。


「姫佳ぁー!ごめーん!!
今日、約束あって一緒に食べれない!
本当ごめんね!」


あたしは、1人で先パイたちのところに行った。


少し心細い気もするが、あの2人なら大丈夫な気がした。


どうしてかはわからないけれど。


いつものところへ行くと、陽太先パイしかいなかった。


「おぉ水咲!
柊哉、なんか担任に呼ばれたらしくて一緒に食えねぇって。」


「あっ、そうなんですか。
柚葉も今日は一緒に食べれないって。」


ん?


柚葉と柊哉先輩がいないってことは...


もしかして...


陽太先パイと2人きりっ?!


柚葉と柊哉先輩がいないため、陽太先パイと2人で昼休みを過ごすことに...。


いくら慣れた人だとはいえ、さすがに2人きりはきつい...。







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