先パイとあたし

次の日。


あたしは虹ヶ丘公園で先パイを待っていた。


「おはよう。」


「あっ、おはようございます。」


「どうした?急に呼び出したりして。」


「あっ、えっと...返事したくて。」


「あっ、そっか...。」


あたしは覚悟を決めて言った。


「あたしも、先パイのこと好きみたいです...。」


あたしは消えてしまいそうなくらい小さな声で言った。


「えっ...マジでっ?!」


「...はい。」


あたしは告白をOKした。


「マジで嬉しい!断られると思ってた。」


先パイは、すごく嬉しそうに笑っていた。


「じゃぁ、学校行くか。姫佳。」


ドキッ


”姫佳”って呼ばれた//


「はい。」