先パイとあたし
「あんたマジでうっざい。
いきなり何なの?
早く別れなさいよ!」
そう言われては、蹴られ続けた。
「青河に近づかないでくれる?
目障りなんだよ。」
あたしは、何も言い返すことが出来なかった。
次第に、陽太先パイと距離を置くようになっていた。
「あぁ、そうだ。
このこと誰かに話したりしたらー、
あんたまじで消すよ。」
背筋が凍るのがわかった。
怖い。怖い。怖い。
それしかなかった。
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