デッドライン
「やっちゃったな・・・」


「・・・」



先程起きたのはポリデの怒りが爆発がしてしまい壁を凹ました。



「教授が、コレを・・・」



あの凹みポリデがやったと気付いたカルトは目を見開いて彼女を見つめる。



「すまない・・・」


「あ、いえ。怒ってるんではなく・・・教授が情力タイプって事に驚いてただけですよ」


「ああ、そんなのか・・・」


ポリデはほっと安堵の息をついた。


カルトが言う¨情力タイプ¨とは・・・

膨大な感情を魔力に変える体質を持ってる生き物の事をさす。


ちなみにカルトは魔力を持ってない。だが、身を守る為に魔力を帯びた魔道具を装備してる。

さっき発した魔力に耐えられたのも・・・ポリデらの白衣に付いてる藍色の花ような形をしたバッチのおかげ。


ポリデらみたいな世界のトップに関わりがある人々は命が狙われやすい。



「こりゃ、ここを出る前に修理代を請求されるな」


「そうですね・・・僕達、魔族研究費用から抜かれちゃいますね・・・」


「本当に、すまない・・・」


「あははは・・・まぁ、節約しましょうね」



ポリデとカルトはお互いに見つめ合い頭を振り、溜め息をついた。
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