それだけで幸せ


出口の近くにある大きな木を切っている人がいた



あの人に助けてもらおう


「すいません!?」

私は大声でその人を呼ぶ


「ん?どうしました?藍さん」

なんでこの人も私の名前知ってるの?


「あの、私監禁されてるんです!殺されるかも!たすけて」


「監禁?・・・あぁ。霧島さんはそんなことしませんよ」

「!!」

霧島?

あの男?


・・・じゃぁこの人も仲間?

そんなぁ


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