それだけで幸せ


「責めるつもりはないですけど、日記に書いてる通りなら、あなたは優しいのでしょう?」


そういって、日記を指さす藍


「・・・」


「だったら、自分を責めてしまうと思うんです。だからその責任で、罪悪感で私と一緒にい・・・」

藍が何を言おうとしているのかわかって


俺は声を荒げた


「違う!!そんなことない・・・」


俺が声を荒げたのに

びっくりしたのか


藍は、目を見開く


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