それだけで幸せ


「そんな君が好きですよ」


「っ・・・」


「君が好きだから、一緒にいるんだよ」


そういって私のおでこにキスをする


「・・・ならなおさらつらいでしょう?」


だって、起きてる間仮に覚えていても


それでも、私は寝てしまったら


貴方のことを忘れてしまう


「そんなこと心配しなくていいんです。一緒にいるだけでしあわせだから」


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