キミのとなり。
「ケンってかわいくない?絶対奥手っぽいよね!“ピュア”って感じ~。」
そうでもないよ……。
「ジンはさぁ、冷たそうだけど実は二人になると甘えてくるタイプっぽいよね!」
プッ!
あいつそんな風に見られてるんだぁ……
でも残念ながらハズレ~!見たまんまの奴です。
「でもさ、こういうクールな人が結構いざって時ロマンチストだったりするんだよね~ギャップがいいよね!」
それは、正解!
勝手な想像で盛り上がる彼女達と別れて降りた駅で、懐かしい顔を見つけた。
「千秋~!」
「明日香!?京子~!?」
彼女達は高校の時の友達で、晶子と四人でいつも一緒に行動していた。
それは約5年ぶりの再会だった。
「元気だった!?」
「うん!千秋も元気?」
「元気元気!」
懐かしい話しを楽しみながらホテルへ向かった。
10時半を回り、チャペルでの式が始まった。
私達三人は、緊張気味に後ろの席に座る。
しばらくして扉が開き、いつもは見た事がない程ガチガチに緊張した面持ちでタキシード姿の晃が一礼して入って来た。
ゆっくり前へ進む。
その時、晃は私達に気付き、ニッと笑ってピースサインをしてみせた。
「バッバカ!」
会場は、クスクスと脳天気な新郎を見て笑っている。
こんな席でもやっぱりおちゃらけてしまうマイペースな晃。
まぁ晃らしいかな。
牧師の合図で後ろの扉が開き、純白のドレスに身を包んだ晶子がお父さんと腕を組んで入って来た。
わぁ~めちゃくちゃ綺麗。
まるで、絵本から飛び出したお姫様のような晶子のドレス姿に、誰もが溜息をつく程だった。
まっすぐ晃を見つめながら一歩一歩前へ進む。
二人が並んで立っている後ろ姿を見ていると、既に泣きそうになった。
指輪を交換し、誓いのキス……
ポロポロと涙を流す晶子の頭を優しく撫でる晃。
本当に素敵な光景だった。
チャペルでの式が終わり、参列者は披露宴会場へと移された。
披露宴も大いに盛り上がり宴も終わりを迎えた。
そうでもないよ……。
「ジンはさぁ、冷たそうだけど実は二人になると甘えてくるタイプっぽいよね!」
プッ!
あいつそんな風に見られてるんだぁ……
でも残念ながらハズレ~!見たまんまの奴です。
「でもさ、こういうクールな人が結構いざって時ロマンチストだったりするんだよね~ギャップがいいよね!」
それは、正解!
勝手な想像で盛り上がる彼女達と別れて降りた駅で、懐かしい顔を見つけた。
「千秋~!」
「明日香!?京子~!?」
彼女達は高校の時の友達で、晶子と四人でいつも一緒に行動していた。
それは約5年ぶりの再会だった。
「元気だった!?」
「うん!千秋も元気?」
「元気元気!」
懐かしい話しを楽しみながらホテルへ向かった。
10時半を回り、チャペルでの式が始まった。
私達三人は、緊張気味に後ろの席に座る。
しばらくして扉が開き、いつもは見た事がない程ガチガチに緊張した面持ちでタキシード姿の晃が一礼して入って来た。
ゆっくり前へ進む。
その時、晃は私達に気付き、ニッと笑ってピースサインをしてみせた。
「バッバカ!」
会場は、クスクスと脳天気な新郎を見て笑っている。
こんな席でもやっぱりおちゃらけてしまうマイペースな晃。
まぁ晃らしいかな。
牧師の合図で後ろの扉が開き、純白のドレスに身を包んだ晶子がお父さんと腕を組んで入って来た。
わぁ~めちゃくちゃ綺麗。
まるで、絵本から飛び出したお姫様のような晶子のドレス姿に、誰もが溜息をつく程だった。
まっすぐ晃を見つめながら一歩一歩前へ進む。
二人が並んで立っている後ろ姿を見ていると、既に泣きそうになった。
指輪を交換し、誓いのキス……
ポロポロと涙を流す晶子の頭を優しく撫でる晃。
本当に素敵な光景だった。
チャペルでの式が終わり、参列者は披露宴会場へと移された。
披露宴も大いに盛り上がり宴も終わりを迎えた。