キミのとなり。
未だに私の胸は仁の言葉やしぐさにドキドキさせられる。



それに慣れる事は一生ないような気がする。



「なぁータマ、ヨシヨシ。お前はかわいいなぁ。」



ソファーでタマとじゃれ合う仁。



私はなんて単純なんだろう。



ただ頭を撫でられただけなのに、もう嫌な事が吹っ飛んで幸せな気分。



ん……?



「ヨシヨシ!いい子いい子!」



仁はそう言って何度も何度もタマの頭を撫でてご機嫌をとる。



っていうか私って……




タマと同じ扱い?




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