キミのとなり。
昼休み--
私は受け取った資料を手に桜井君と共にオフィスを出た。
「とっとりあえずコレ届けに開発部に行きます。」
オフィスを出たところで私が丁寧にそう言うと、彼は面倒臭そうにポケットに手を突っ込んで私の後についてきた。
だからなんでそんなに態度がデカイんだって!?
彼のだらし無い態度を気にしながら本日二度目のエレベーターに乗り込む。
ここでもやはり沈黙が続く。
私なんで緊張してるんだ?
すると沈黙を破って先に桜井君が口を開いた。
「ねぇ……。」
「えっ!?」
ねっねぇ…!?
余りにフレンドリーな口調に思わず目が点になった。
「は、はい?」
「小原さんって彼氏いるんっすか?」
またまた踏み込んだ事を聞いてくる彼に私はタジタジ。
「……はい!?」
「もしかしてフリー!?」
呆れ返って言葉を失う。
っていうか、なんでそんな事聞くのよ!
そう聞く彼は真横で頭の後ろに手を組んで階数の表示を見上げている。
何?もしかしてヒマ潰し?
この沈黙に耐え切れないから何か話そうとか思って聞いてる!?
私が答えに困ってると、エレベーターは目的の階に着いて扉が開いた。
無言のままエレベーターを降りるとそれに続くように桜井君もエレベーターを降りた。
気まずいまま開発部のオフィスへ向かう。
私は受け取った資料を手に桜井君と共にオフィスを出た。
「とっとりあえずコレ届けに開発部に行きます。」
オフィスを出たところで私が丁寧にそう言うと、彼は面倒臭そうにポケットに手を突っ込んで私の後についてきた。
だからなんでそんなに態度がデカイんだって!?
彼のだらし無い態度を気にしながら本日二度目のエレベーターに乗り込む。
ここでもやはり沈黙が続く。
私なんで緊張してるんだ?
すると沈黙を破って先に桜井君が口を開いた。
「ねぇ……。」
「えっ!?」
ねっねぇ…!?
余りにフレンドリーな口調に思わず目が点になった。
「は、はい?」
「小原さんって彼氏いるんっすか?」
またまた踏み込んだ事を聞いてくる彼に私はタジタジ。
「……はい!?」
「もしかしてフリー!?」
呆れ返って言葉を失う。
っていうか、なんでそんな事聞くのよ!
そう聞く彼は真横で頭の後ろに手を組んで階数の表示を見上げている。
何?もしかしてヒマ潰し?
この沈黙に耐え切れないから何か話そうとか思って聞いてる!?
私が答えに困ってると、エレベーターは目的の階に着いて扉が開いた。
無言のままエレベーターを降りるとそれに続くように桜井君もエレベーターを降りた。
気まずいまま開発部のオフィスへ向かう。