キミのとなり。
夏のカラッとした空気が気持ちいい……
太陽も応援してくれてるみたいだな。
駅の壁にはマイクロシティのポスターがこれでもかと並んで張られている。
おはよう、ジン!
今日も一日頑張って!!
私はそう投げ掛けて電車に飛び乗った。
電車はゆっくり走り出す。
車窓の向こうに写るジン…
目を反らさず見られたよ。
少し、ほんの少しだけど強くなれたのかな?
「おはようございます!」
なんとか始業時刻に間に合った。
目の前で桜井君が両手を使って“セーフ”とジェスチャーした。
私はそれに笑って答えた。
“チャラララ…”
メールを受信。
“from:桜井
《朝からいい笑顔やん。なんかいい事あった?》
返信―
《あったよ!強くなった!》
受信――
《なんやそら……。まぁいいわ。今日一緒に帰れる?俺残業ないし。》
一瞬手が止まった。
脳裏にこの間の桜井君の言葉を思い出した。
桜井君は真剣な気持ちを私にくれたんだ。
私も真剣に向き合わなきゃ……
返信――
《いいよ。一緒に帰ろう!》
そのメールを受信するなり桜井君はこぼれんばかりの笑顔を私にしてみせた。
太陽も応援してくれてるみたいだな。
駅の壁にはマイクロシティのポスターがこれでもかと並んで張られている。
おはよう、ジン!
今日も一日頑張って!!
私はそう投げ掛けて電車に飛び乗った。
電車はゆっくり走り出す。
車窓の向こうに写るジン…
目を反らさず見られたよ。
少し、ほんの少しだけど強くなれたのかな?
「おはようございます!」
なんとか始業時刻に間に合った。
目の前で桜井君が両手を使って“セーフ”とジェスチャーした。
私はそれに笑って答えた。
“チャラララ…”
メールを受信。
“from:桜井
《朝からいい笑顔やん。なんかいい事あった?》
返信―
《あったよ!強くなった!》
受信――
《なんやそら……。まぁいいわ。今日一緒に帰れる?俺残業ないし。》
一瞬手が止まった。
脳裏にこの間の桜井君の言葉を思い出した。
桜井君は真剣な気持ちを私にくれたんだ。
私も真剣に向き合わなきゃ……
返信――
《いいよ。一緒に帰ろう!》
そのメールを受信するなり桜井君はこぼれんばかりの笑顔を私にしてみせた。