キミのとなり。
バトル!!!
《そっか~!よく決断したね!》
電話の向こうでそう話すのは晶子。
今、仁との事を報告したところだ。
《週刊誌で結婚式での事読んだ時もビックリだったけど、まさかそんな展開になってたとはねー。》
「うん、私もビックリ……」
《でも、その年下の彼とは大丈夫なの?そんな別れ方して……》
「うん、結構真剣に向き合って話したんだ。その時はすごく落ち込んでたけど、今は色々……会社でも今回の週刊誌の事心配してくれてて。」
《そっかぁ。……いい奴だと余計に辛いよね。》
「うん……でも、もう決めたの!周りの事気にして自分を偽ったりする生き方してたら絶対後で後悔するって。」
《……千秋。》
「今は今しかないんだし、それに……もう十分遠回りしたしね。」
《なんか……嬉しいよ。》
晶子は感極まったような声でそう言った。
「え?」
《だって……前の千秋は、仁さんの仕事の事とか事務所の人の言葉とか、そんなのばっか気にして一番肝心な所が抜けてたんだもん》
―…一番……肝心な所?
《千秋の気持ち。》
「私の気持ち……」
《仁さんが好きで、仁さんじゃなきゃダメだっていう気持ち。》
「……うん。そうだね。」
《まぁ、状況的には前と何も変わってないわけだけどさー……》
「そうなんだよねー。」
《でも、違うよ!絶対違う。》
「え?」
《千秋の気持ちが前に向いてる分きっと道は開けるよ!》
晶子の心強い言葉に安心感を覚えた。
晶子はいつも傍で見守っていてくれた。
がむしゃらに突っ走った時も、前に進めなくなった時も……
時には厳しい言葉をくれた。
私がどんな選択をしようと、いつもそばで励ましてきてくれた……
本当に一番感謝してるよ。
ありがとう。
電話の向こうでそう話すのは晶子。
今、仁との事を報告したところだ。
《週刊誌で結婚式での事読んだ時もビックリだったけど、まさかそんな展開になってたとはねー。》
「うん、私もビックリ……」
《でも、その年下の彼とは大丈夫なの?そんな別れ方して……》
「うん、結構真剣に向き合って話したんだ。その時はすごく落ち込んでたけど、今は色々……会社でも今回の週刊誌の事心配してくれてて。」
《そっかぁ。……いい奴だと余計に辛いよね。》
「うん……でも、もう決めたの!周りの事気にして自分を偽ったりする生き方してたら絶対後で後悔するって。」
《……千秋。》
「今は今しかないんだし、それに……もう十分遠回りしたしね。」
《なんか……嬉しいよ。》
晶子は感極まったような声でそう言った。
「え?」
《だって……前の千秋は、仁さんの仕事の事とか事務所の人の言葉とか、そんなのばっか気にして一番肝心な所が抜けてたんだもん》
―…一番……肝心な所?
《千秋の気持ち。》
「私の気持ち……」
《仁さんが好きで、仁さんじゃなきゃダメだっていう気持ち。》
「……うん。そうだね。」
《まぁ、状況的には前と何も変わってないわけだけどさー……》
「そうなんだよねー。」
《でも、違うよ!絶対違う。》
「え?」
《千秋の気持ちが前に向いてる分きっと道は開けるよ!》
晶子の心強い言葉に安心感を覚えた。
晶子はいつも傍で見守っていてくれた。
がむしゃらに突っ走った時も、前に進めなくなった時も……
時には厳しい言葉をくれた。
私がどんな選択をしようと、いつもそばで励ましてきてくれた……
本当に一番感謝してるよ。
ありがとう。