キミのとなり。
しばらくして、今度は向こうから弘人とあづささんが夫婦で歩いてくるのがわかった。
「あっおーい!!」
私が大きく手を振ると弘人もそれに気付き笑顔で手を振り返した。
「おっす!!」
「こんばんは!あっ…」
隣のあづささんのお腹が、少しぽっこりしている事に気がついた。
「わぁー妊婦さんだ。」
思わずお腹に手を伸ばす。
「ふふっ…4ヵ月に入ったんですよ。」
あづささんはにっこり優しい笑顔でそう言った。
「それより、いいのか!?俺達まで…。」
弘人が申し訳なさそうに私にそう聞いた。
「いいのいいの!ほんの感謝の気持ちだって仁が!」
「そっかぁ?…まぁうちの嫁さんマイクロシティの大ファンだから、この話聞いた時めちゃくちゃ喜んでたけど…なぁ!」
弘人がそう言って隣のあづささんを覗き込む。
「そう!それにほらっジンの唄って、胎教に良さそうだしねっ!」
「えぇ~!?」
“アハハハッ”
そんな他愛もない話しでみんなで盛り上がっていると更に向こうから声がした。
「千秋~!!」
振り返ると晶子と晃だった。
もちろん、睦月ちゃんも一緒だ。
「ごめんっ遅かった!?」
「うううん!あっ睦月ちゃん久しぶりだねぇ。眠くないかな~!?」
私が顔を覗き込むと、また睦月ちゃんは恥ずかしそうに晃の後ろへ隠れてしまった。
「たくっ、人見知りだけは直んないんだよなー。」
「ふふっかわいいね。」
そのかわいいお客さんのおかげで、ほとんど初対面だという事を忘れてしまう程空気は和んだ。
挨拶を軽く済ませて、ふと時計を見ると午後9時。
ライブ開始まで1時間を切っていた。
「あっそろそろ中に入ろうか!」
「あっおーい!!」
私が大きく手を振ると弘人もそれに気付き笑顔で手を振り返した。
「おっす!!」
「こんばんは!あっ…」
隣のあづささんのお腹が、少しぽっこりしている事に気がついた。
「わぁー妊婦さんだ。」
思わずお腹に手を伸ばす。
「ふふっ…4ヵ月に入ったんですよ。」
あづささんはにっこり優しい笑顔でそう言った。
「それより、いいのか!?俺達まで…。」
弘人が申し訳なさそうに私にそう聞いた。
「いいのいいの!ほんの感謝の気持ちだって仁が!」
「そっかぁ?…まぁうちの嫁さんマイクロシティの大ファンだから、この話聞いた時めちゃくちゃ喜んでたけど…なぁ!」
弘人がそう言って隣のあづささんを覗き込む。
「そう!それにほらっジンの唄って、胎教に良さそうだしねっ!」
「えぇ~!?」
“アハハハッ”
そんな他愛もない話しでみんなで盛り上がっていると更に向こうから声がした。
「千秋~!!」
振り返ると晶子と晃だった。
もちろん、睦月ちゃんも一緒だ。
「ごめんっ遅かった!?」
「うううん!あっ睦月ちゃん久しぶりだねぇ。眠くないかな~!?」
私が顔を覗き込むと、また睦月ちゃんは恥ずかしそうに晃の後ろへ隠れてしまった。
「たくっ、人見知りだけは直んないんだよなー。」
「ふふっかわいいね。」
そのかわいいお客さんのおかげで、ほとんど初対面だという事を忘れてしまう程空気は和んだ。
挨拶を軽く済ませて、ふと時計を見ると午後9時。
ライブ開始まで1時間を切っていた。
「あっそろそろ中に入ろうか!」