キミのとなり。
私達は、8人ぞろぞろと揃って熱気ムンムンの会場に足を踏み入れ、人ごみをなんとか摺り抜けて最前列の仁が用意してくれた席に腰をかけた。
私の横には若菜ちゃん、その横に桜井君が座り、その横に睦月ちゃんを挟むように晶子と晃、更にその横に弘人とあづささんが座った。
「なんかっ緊張しますね!」
そう言ってまたいつものように鞄から化粧ポーチを取り出し、化粧直しを始める若菜ちゃん。
「そんな変わらんって。」
と、その横から茶々を入れる桜井君…。
「っるさいなぁ~関係ないでしょっ!」
なんだか、見ていて面白い…。
この二人、案外お似合いのカップル!?
「それにしても、すごい人数だなぁ…一体ここには何人の人間がいるんだ?」
後ろを見渡しながら弘人が言った。
「…さぁ、でも確か収容できるのは4千人って言ってたから……」
「よっ4千人!?」
信じられないといった表情のみんな。
確かにそうだよね。
そう、そんな信じられない世界に仁はいる。
それだけの人達に支持されている仁…
それが自分の恋人だなんて―…
私が一番信じられないよ。
私の横には若菜ちゃん、その横に桜井君が座り、その横に睦月ちゃんを挟むように晶子と晃、更にその横に弘人とあづささんが座った。
「なんかっ緊張しますね!」
そう言ってまたいつものように鞄から化粧ポーチを取り出し、化粧直しを始める若菜ちゃん。
「そんな変わらんって。」
と、その横から茶々を入れる桜井君…。
「っるさいなぁ~関係ないでしょっ!」
なんだか、見ていて面白い…。
この二人、案外お似合いのカップル!?
「それにしても、すごい人数だなぁ…一体ここには何人の人間がいるんだ?」
後ろを見渡しながら弘人が言った。
「…さぁ、でも確か収容できるのは4千人って言ってたから……」
「よっ4千人!?」
信じられないといった表情のみんな。
確かにそうだよね。
そう、そんな信じられない世界に仁はいる。
それだけの人達に支持されている仁…
それが自分の恋人だなんて―…
私が一番信じられないよ。