キミのとなり。
うれしさの余り、綻びっぱなしの顔で部屋の明かりを点けた。
プレゼントをそっとテーブルに置く。
何?何?開けちゃおうかな~。
私は震える手で、結ばれたリボンを解き箱を開けた。
「かぁわいいー!」
その中に入っていたのは、雪の結晶を象ったシルバーのネックレスだった。
早速、首につけて鏡を覗いた。
私の首元でキラキラと光るネックレス。
うれしいよぉ!!
でも……なんで私に?
その夜何度も何度も首元のネックレスに手をやった。
どんな顔でこれを選んでくれたのかな。
想像しただけでまた顔がにやけてくる。
今夜はいい夢が見られそうだな!
翌朝――
いつものように玄関先で仁に会った。
「おはよ!」
「おぅ。」
「ねぇ見てこれ!かわいい?」
私は首もとのネックレスを軽く摘んで仁に見せた。
「……。」
仁はノーコメント。
ポケットに手を突っ込んだまま無言で先に行こうとする。
「ちょおっと~!」
「いちいちうぜーよ!」
「ちゃんと見てよ~かわいい??」
「はいはい。」
「って、見てないじゃんっ!」
茶化す仁の後ろを必死に着いて行く。
本当はその背中に抱き着きたいんだよ。
腕を組んで歩きたいよ。
プレゼントをそっとテーブルに置く。
何?何?開けちゃおうかな~。
私は震える手で、結ばれたリボンを解き箱を開けた。
「かぁわいいー!」
その中に入っていたのは、雪の結晶を象ったシルバーのネックレスだった。
早速、首につけて鏡を覗いた。
私の首元でキラキラと光るネックレス。
うれしいよぉ!!
でも……なんで私に?
その夜何度も何度も首元のネックレスに手をやった。
どんな顔でこれを選んでくれたのかな。
想像しただけでまた顔がにやけてくる。
今夜はいい夢が見られそうだな!
翌朝――
いつものように玄関先で仁に会った。
「おはよ!」
「おぅ。」
「ねぇ見てこれ!かわいい?」
私は首もとのネックレスを軽く摘んで仁に見せた。
「……。」
仁はノーコメント。
ポケットに手を突っ込んだまま無言で先に行こうとする。
「ちょおっと~!」
「いちいちうぜーよ!」
「ちゃんと見てよ~かわいい??」
「はいはい。」
「って、見てないじゃんっ!」
茶化す仁の後ろを必死に着いて行く。
本当はその背中に抱き着きたいんだよ。
腕を組んで歩きたいよ。