炎舞桜華
篠塚side
俺は、1‐A担任の篠塚 空也。
入学式に続いて、各クラスのHRが終わった。
今、俺は理事長室にあるドデカイソファーに座りながら、ソファーの左横にある理事長の机に堂々と座っているヤツと話をしている最中だった。
「…で、何だっけ?」
「いい加減にしろ。2回も言わせんなよな竜。」
この学校の理事長。
‘赤石 竜’
全国No.1暴走族 炎舞 の前総長。(現在は5代目)
因みに副総長が俺。
「西条と櫻井…だっけか?」
「あぁ、その2人。纏ってるオーラが他とは全く違った。
それに、俺を探るような感じで見てた。」