炎舞桜華



私は、あの女の用意した場所とは違う場所の高級マンションを借りた。




あの女が置いていった茶封筒の金も、手をつけずに通帳に保管してある。





元々、自分の金だって結構な額ある。




…自分に、あの女に対しての私のちっぽけな意思表示。





私は、実の母親に捨てられた。






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