初恋
第一章


次は長根駅長根駅ーーー

JR。

がたんごとんがたんごとん。


ん…?
ここは何駅?
いまなんと?




少しずつ目が覚めて、
隣で寝ている梓を起こした。



「梓!!やばいよ!もう駅すぎたよ!!おきてよー」

「ん…?いまどこ?」

「もう長根だって!早く乗り換えしないと!」

「はいはい。よしっ」

「はやくっ!!」


 私は梓の手を引っ張ってJRをでた…
ときだった。




「うるせぇ…」



横を通りすぎるときに聞こえた声。


JRのことなんて忘れて叫んでいた私。




やっば…。

しかも超恐そうぢゃん…。
次会ったらどーしようー(汗)




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