初恋
美夏がしばらく泣いて
外は真っ暗になっていた。
「美夏…?」
ん?
といって俺を上目使いでみる。
「もう泣くな。」
俺はそういって美香の頭をなでた。
「…。…。あっ!?」
美香がいきなり叫んだ。
「どっどしたの?」
美夏は顔真っ赤にして
「ごめんなさい…。いま私なにしてマシタ??」
そんな美夏が可愛くって
「俺の胸で泣いてたよ。」
っていった。
そしたらまた顔を赤く染めて
「すみません。」
って小さな声で返事をした。