初恋


「それが…なんか…多分…





抱きしめてくれた…の…みたい…」





「えぇぇぇぇ!?何?」

「泣いててよくわからないんだけど…
気づいたら蓮の腕の中にいて…。」



梓はさっきよりももっともっと
驚いた顔をしてる。

「それで!?」


「謝って帰ってきた。」



梓は呆れてため息を吐いた。



「もったいない。」


それだけいって梓は自分で持ってきた
アイスコーヒーを飲んだ。
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