水に映る月
 

「でも、純ちゃんは待っててくれる。そう信じてた。」


「うん♪」



慧とあたしの距離が0に近付いて行く。

ずっと望んでいたカタチに変わって行く。



慧は車を左折させ、ホテルの駐車場に乗り入れた。


もう、躊躇いも迷いも無かった。


部屋に入るなり、慧は、あたしを抱きしめた。

そして、熱いkissをした。


交代で、お風呂に入って、ルームサービスで軽く食事をして‥。



「純ちゃん‥、おいで。」


「うん♪」


呼ばれるままに、あたしは慧の腕の中に飛び込んだ。


 
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