恋愛わかばまーく
チャイムがなるのと、
同時に爽が戻ってくる。

「爽っ遅かったじゃん、どこ行ってたの?」

無理に笑顔を作る私。

「あー…美花んとこ」

悪い予感が的中して、私の笑顔が消えてく。

「そっか」

「てか担任遅くねー?」

大輔が私に聞いてくる。
時計を見ると確かに遅い。
もうチャイムがなって10分もたってる。

「あぁあぁああっ」

!?
廊下から叫び声が聞こえて、
勢いよくドアがあいた。

「すみませんごめんなさい僕っ僕っ」

…なんかめんどくさいぞコイツ。
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