つけまデビュー
私の前ではとりあえず口が悪く目が合っただけであの大きな目で私を汚いゴミのように見る。
私が話しかけたら姉はなぜか突然キレて「は?キモいんだけど…こっち見んな。」と冷たい声で言う。
悲しくなって私はそれ以来姉とできるだけ話さないようにした。
両親は至って普通。
そこら辺の親と同じ雰囲気。
でも両親もまた私の酷い地味ようにドン引きしているようだった。
…
中学三年になって私は地味子のまま受験生となった。
進路はなかなか決まらなかった。