手を伸ばしても…




あまりにも突然で


息が止まるかと


思った…


だって、だって…


あたしの心情とは


反対に周りは


嬉しそうに


そして、幸せそうに


していた…


「愛美ちゃん、


こんな私だけど


よろしくね?」


そう言ってきた


詩音ちゃんの顔は


どこか


不安そうだった。



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