発展恋愛!!
私と悠は、ママが用意してくれた朝ご飯を食べて、駅へと向かった。
「行ってきます。」
そして、勢いよくドアを開けた。
外は心地の良い春風が吹いている。
私は、悠の乗っている自転車の荷台に跨がった。
「悠、風が暖かいね。」
「そうだな〜。」
「そう言えばさぁ、悠と同じ高校だねー。」
「だな、変な奴に絡まれるなよ?凜花可愛いからー。」
「可愛くないー!絡まれないー!」
「少しは自覚しろよ?」
悠は、たまに変なことを言い出す。
私のどこが可愛いんだか。