誘拐犯は…神様だったのです!
第1章

平和な日常





――――――…
――――…




小さい頃から、よく見る夢がある―…



一面に広がる花畑に、黒紫色の綺麗な髪をなびかせながら佇み、時折身体を震わせながら


悲しそうに手を握りしめる



真っ白で、顔はよく分からないけど―…


記憶にある彼の姿―…



そして、この夢をみはじめた頃から…私の運命は変わっていた―…











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