誘拐犯は…神様だったのです！

「全く…いつになったら落ち着くんだ」


「あぁ！も、もう！ごめんねって言ってるでしょ！」


「………？」


可愛いらしく、甘えたような声を出し紫音さんに近づくと背後からギュと彼に抱きつく


「………ぇっ」


だ、抱きついた！？

思いもしない行動に交互に二人をみる


「………」

「紫音ー、許して？」


「………」

「あー、もうっ…なによ、無視？無愛想なんだから！そんなんじゃモテないぞ」


「……」

「…んー…可愛くない！」


「………」


抱きつく彼女に微動だにせず黙り続ける紫音さん


てか、本当に誰なの？


抱きつくってことは普通の関係じゃないはず…まかさ婚約者とか？


天界にも、そうゆうのがあるの？いや、でも紫音さんはそんなこと言ってないし…



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