誘拐犯は…神様だったのです!
――――…
――…
30分後―…
「へぇ、じゃあ…二人の出会いは数年前に紫音が凜さんを痴漢から助けたことから始まったのね?」
「…は…はぃ」
あれから、すぐにツヴァイさんがお母様の後を追いかけて来て、そのまま私たちはお茶を飲んでいた
話の話題は言うまでもなく、私と紫音さんのことで…
30分以上、馴れ初めから今にいたるまでを色々と、深く聞かれ…紫音さんは淡々とお母様に嘘を並べていた
「紫音ってば、以外にいい男だったのね?あ!それで、凜さん?紫音を初めて見た時、どう思ったの?」
「え?ど、どう…ですか??」
どうって…怪しい人…なんだけど…
チラリと紫音さんを見ると、変わらず無表情で黙っている
怪しい人なんて…言ったらダメだよね?
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