誘拐犯は…神様だったのです!



な、なんで追いかけてくるのよー!



「こ、来ないで下さい」

「ダメだ!こっちだって不審者を捕まえるのが仕事なんだよ」


「ふ、不審者って…」


まさか、私ってばついに牢獄いき?


ドクドクと心臓がイヤな鼓動を繰り返す


それだけはイヤだ!紫音さんやツヴァイさんに助けてもらって牢獄は間逃れてるのに、二人の親切を無駄にするようなものだ



「ご、ごめんなさい!」


に、逃げなくちゃ…

気持ちが焦り急いで走ると"止まれ!"と怒鳴る声がする


だけど、そーゆうわけにはいかない


なれない服を掴み、必死に走り出す。階段を降りたり右に曲がり左に曲がりとにかく走った




「はぁっ…はぁ」


もう、なんで朝からこんなに走らなくちゃいけないのっ


こんなことになるなら、大人しく紫音さんの部屋にいれば良かった




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