誘拐犯は…神様だったのです!
――――…
――…
「へ…へぇ、それで俺の所に来たってわけか」
「…は…はぃ」
「そ、そうか」
「……?」
あれから、数分後…私はすぐにロトムさんに挨拶をしてバルコニーを後にしツヴァイさんとトールさんを探した
探している途中も数人の神様に"紫音様の花嫁ですか?"と声をかけられ用紙の特徴と照らし合わせながらなんとか上手く挨拶をした
そして、そんなことを繰り返してるうちにトールさんの姿を見つけ
1人になった経緯を話していたんだけど……
「あの、ところでトールさん?なんで私の目を見ないんですか?」
さっきから、普通に会話をしてくれるけれど私の目を一回も見ないのだ
「いや、別に…見てなくねぇから」
そう言いながらまた、どこか違う場所をみるトールさん
「………」
嘘ばかり、見てないんじゃん。つい突っ込みたくなるけれどそれを抑え"そうですか"と言うと即行で"あぁ"と返されてしまう
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