誘拐犯は…神様だったのです!
また後で謝ろう
「じゃあ、わたしは行きますね。警備気をつけて下さいね」
「あぁ、お前…凜様も気をつけて行けよ」
「はぁい」
トールさんに軽く頭を下げ、私はツヴァイさんのいる方に向かって歩き出した
「…えーと…ツヴァイさん…は…いない、なぁ」
トールさんと別れ会場内を歩き回ること数分
私は、なかなかツヴァイさんの姿を見つけられなく、その場に立ち尽くしていたのだ
南西の方って言われて来たのに、ツヴァイさんらしき人は見当たらない
と、言うのも神様達の数が多くて遠くが見えなく視界が狭いせいでもある
ツヴァイさんは…結構身長が高いからすぐ見つかると思っていたけれど周りも負けず劣らず高身長でいまいち区別がつかない
「…まずいな」
紫音さんとトールさんにツヴァイさんと合流するから!なんて言って離れたけど
ダメだな私、自分で言ったことも出来ないだなんて
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