恋と上司の甘い相関関係
部長が急に出した大きな声と、窓が一際強く鳴った音が絶妙なタイミングで合わさり…


本日二回目の叫び声を上げたあたしは、

とにかく怖くて反射的に何かに抱きついたのだった。


それが澤村部長の悪ふざけとも知らずに。



「ハハッ!お前怖がり過ぎ!
大丈夫、冗談だって」


そんな部長の声も耳に入らないほど、あたしは夢中で“何か”にしがみ付いていた。



「……おい?…相川?」


そして1ページ目のような事態に陥ったのであります…(長かったなぁ…)。



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