恋と上司の甘い相関関係
いやぁ〜〜っ!!
ものすごーく恥ずかしい!!


しかもこのイジワル部長の前で……なんたる失態!!!



急激に掻き立てられた羞恥心に、あたしは声も出ず顔を真っ赤にして口に手を当てた。


そんなあたしの耳元で、セクシーな声色が響く。



「ここが会社じゃなければ舐めて取ってやったんだけどな」


「〜〜〜っ!!??」


な、な、舐め……!!??



その一言を頭の中で反芻している間に、部長はいつもの悪戯な笑みを残して事務所へと姿を消していった。



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