恋と上司の甘い相関関係
「いったぁ…!」


「アホ。いきなり起き上がるなよ」


頭を押さえるあたしに、拓海さんは呆れた顔をする。


そうだ、あたし倒れたんだった…。


──ん?

着てる服がさっきまでの服じゃない。


あたしは自分のTシャツ姿を見てサーッと青ざめる。


まさか……まさかまさか!?



「あの…さっき何て…?」


「ん?『もう一回脱がせたけど』?」



っっ!!!!


「イヤぁぁ〜〜っ!!!!」



あたしは両手で頭を抱えたままベッドに倒れこんだ。



「しょうがねぇだろ、汗びっしょりだったんだから。そのままにしとけないだろ」


「それはそうだけど…でも…!!」


脱がせたって一体どこまで…!?


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