恋と上司の甘い相関関係
ねっとりと絡み付く、甘くてとろけるトリュフのような口付け。


三度目のキスにして、ようやく確かな愛を感じた。




──ガタンッ!


「んッ…!?んぅ〜ッ!!」



止まないキスの嵐に夢中になっていると、あたしの腰が何かに当たって我に返った。


こ、これは……デスク!?


このままじゃ、あたし…
確実に押し倒されるっ!!!!



「んん…っ!…はぁッ…ちょっと!?」



もう背中が半分デスクに付いている状態で、拓海さんの胸を押し返した。


唇が離れると『なに?』と妖艶に微笑みながら首をかしげられる。


『なに?』ってアナタねぇ〜…!!


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